あー働きたくねー

 正気を保つためにタイプしている。妻が休校休園による自宅籠城に限界を感じ、冷凍庫を購入した。届くのは今日。

そんな記念すべき日だがついてなかった。スピード違反取り締まりの可能性を避けた帰り道に故障だか事故だかの車が立ち往生、警察官は後ろから手で押し脇道に行く。その脇道こそ私が通る道だったが警察車両が遠慮もなく停車し、私が帰って遠回りする羽目になった。

いやしかし、働くのが嫌いだ。なんだかんだ12時間くらい働いてしまっている。

カネを稼ぐ手段に仕事がある。だがカネが生活必需品なために、あまりに必需品なために自分の多大な時間を仕事に捧げなければならない。ざけんなまじで。

仕事をしなくてもカネに困らなければいいのだろうか。それともカネがなくても生活に困らなければいいのか。

「労働は純粋な自己実現であるべきだ」という言葉が頭をよぎった。いやしかし誤りだろう。男性によくあることだが、生産と自己を重ね合わせてしまう。まわくどいか。これだと仕事の失敗が自分の生き方と失敗と同じだと勘違いしてしまう。仕事の成功失敗は全てただの時間の経過であり、結果は自己と全く無関係な現象にすぎない。

生産が自己実現なんて虚しい。

自己実現なんて単語自体がままごとじみている。そうだな、仕事は純粋な暇つぶしであるべきだ。これだな。