2023年2月20日月曜日

 

子供:「成田さんはよく『老人は自害しろ』と言ってるじゃないですか?老人は実際退散した方がいいと思うんですよ日本から。老人が自動でいなくなるシステムを作るとしたらどうやって作りますか?」
 成田:結構ありえる未来社会像なんじゃないかと思ってて・・・

 イェール大学成田先生が老人は集団自決~、みたいなことを言っていて、まあまあ炎上していますが、先生自身はおそらく何処吹く風といったところでしょうか。

 私自身、先行世代を乱暴に扱う思想を秘めています。ですのであんまり成田先生を叱ることができません。「なに戦争に負けてんだよ」って思ってますからね。

 それから安楽死には賛成しています。それは老人を減らすためではなく、自分が死ぬ権利を得ることでより充実した人生を歩めると思っているからです。好きな時にサクッと死ねたら気が楽だと思いますよ。

 老人の集団自決には反対です。いっぽうでこの考え方が異常だとも思いません。例えば政治家はちょっと高齢だと思っています。老人が新陳代謝を妨げているなと感じます。『シン・ゴジラ』でも内閣が一瞬にして全滅したでしょ。新陳代謝願望は一般的な願望だと思います(潜在的だけど)。

 老人集団自決に反対するのは自分が自決を迫られるのが嫌だからです。老人の定義なんてあってないようなもんだし自分がいつ老人扱いされるかわかったもんじゃない。安楽死には賛成するけど死に方もタイミングも自分で決められるという前提で賛成っすから。
 もう一丁反対する理由に親世代がもう老人だからというのがあります。彼らに死ねとは言えません。成田先生が親大嫌いな可能性もあり、それはそれで悲しいエピソードかもしれません。が、私の貧相な想像力でも老人集団自決なんてろくな将来じゃないとわかりますが、あの方々の想像力ってどうなってるんでしょう。

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