2023年5月23日火曜日

ChatGPTの開発元「気付いた、AIってやっぱ危険だわ。本気で規制しないとヤバいことになる」

「今後10年以内に、AIシステムはほとんどの分野で専門家のスキルレベルを超え、大企業に匹敵する規模の高度な生産的な活動を行うと考えられます」

 10年前に「10年後に消える職業」として挙げられたものがいずれも残っているそうで、失業の心配はしなくていいんじゃないかと。

職人の繊細な手捌きとかね。たぶん再現できるけどコストがかかる。人間がある技術を習得するのに5年かかるとしよう。それをすぐに習得(再現)できるシステムができたとしても、現状だと人間に5年かけて習得させた方が安上がりなんだろうな、と。

いまだに手書きのメモの利便性を越えられるガジェットってないしね。

でも、こないだご飯を茶碗によそる機械をテレビで見て、静かな衝撃だった。茶碗を出すと一定の量のご飯をパカッと出すというもの。朝食バイキングなんかで利用されている。セルフでご飯をよそるのって思った以上に時間を食うらしく、それが改善されたんだそうだ。あれ、けっこうこぼしちゃうし。
たいしたことなさそうだけど、そこにかかる人的コストは軽減されたそうで、案外給仕マシーンに仕事を(巡り巡って)奪われた人はいるかもしれない。

農業の末端で働いている。農業なんてAIにすぐ取って代わられそうだけど、今んとこコストがバカ高い。商品単価が低いから元を取るのが大変だと思う。くわえて、自分でやるから面白いって部分もあるだろうし。けど日照量とか水分量とか温度とか、センサーで計測して的確な灌水をやれるシステムとか見たい。果菜類、葉菜類では既に行われている。イチゴではブランド化に成功していましたね。けどレタスをやってたとこはコストが見合わないとしてやめてた気がする。

大企業並の生産が可能なAI。まあ、最初は用地や設備投資が必要だからそのカネを出した人が儲かる。で、軌道に乗るとAIによって役員の罷免が決定され、従業員もいなくなる。無人の企業から商品が供給される。利益によってメンテナンス用のAIが開発され、原材料も荷姿がきちんと整えられれば運搬などなどにも人は不要になる。出来上がった商品は自動運転によって配送される。おお、なんか実現出来そう。

人工知能によるイラストもどんどんレベルが上がっている。イラストなんて道楽の最たるもので、人が描くから意味があると思っていたが、実際はAIによる美麗なイラストが人々を魅了している。今年中にはAIが執筆した小説が出版されるんじゃないだろうか。で、たぶん面白い。

人はありとあらゆる労働(それは趣味も含む!)から本当に解放される。その時、私たちは何をするのだろう。

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