昨夜に引き続き模様替え中ですがターンテーブルを棚の上に置くことが出来たので、本人的には完了。が、あふれかえるCDの奴めが私を囲んでいます。
レコードを移動させていて久しぶりに手に取ったのが本日のレコード。FUCK BUTTONSのセカンドアルバム『TAROT SPORT』からシングルカットされた“OLYMPIANS”。アルバムのプロデュースはANDREW WEATHERALL。ウェザっさんは、そういえばマイブラの“SOON”のリミックスやってたり、ONE DOVEのプロデュースをしていたり、シューゲイズサウンド得意かもしれません。
リリースは2010年、[ATP]より。インディ・ロック、ポップのレーベルみたいです。DEERHOOFが7"をリリースしています。
PIGEON RECORDSさんにて試聴。
(DJ HARVEYの追っかけをして愛知に行った時、PIGEON RECORDSさんで購入したのですよ。)
微細な音の破片、粒が陽光を乱反射させるようにきらめき、爆音の美しいノイズに吸い込まれていく。多幸感あふれるコードにNEU!、あるいはHARMONIAの面影を見つけるのは容易だと思います。現代の“CHA CHA 2000”(この曲はLA DUSSELDORFですが)。11分近くあるのもコズミッシュ・ロック的ですね。
B面はビートを抜いて新たな旋律を加えたリミックスを収録。リミキサーはJASON PIERCE。SPACEMEN3、SPIRITUALIZEDの、あの人です。コズミッシュ・ロックからミニマル〜シューゲイズの系譜が並んだ感じがしますね。
もういっちょのリミックス、こちらはALAN VEGA。この方もロマンチックな曲をかつて作っていらっしゃいます。ここではぶりぶりのベースなど追加し、さらにご本人もヴォーカルを取るという手に打って出ています。原曲の印象がほぼありませんが、まあこういうのもあっていいでしょう。
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