邦題は『南から来た男』(そのセンス、イイ…!)
本日はクリストファー・クロス(CHRISTOPHER CROSS)でございます。アルバムを持っていない方もこのジャケットは見たことがあるのではないでしょうか。1979年に[WARNER BROS.]よりリリースされたデビュー・アルバムです。
●クリストファー・クロスのウィキ。
最初は顔出ししなかったんですね。このアルバムとシングル"SAILING"でグラミー5部門を受賞をしたとのこと。各賞と新人賞を獲得したのは彼一人だそうです。
累計400万枚のセールスを誇るAORの傑作なので今さら僕があれこれ言うことはありません。もちろんここに紹介するだけあって、あるんですよバの字の一曲が。
ということでハウステンポのB1"RIDE LIKE THE WIND"がバレアリック古典として愛されています。
"RIDE LIKE THE WIND"
イントロの風の音がイイですなぁ
軽快なパーカッションとピアノ、繊細で透明感のあるボーカルが美しい一曲。わりと情熱的に歌い上げているボーカルとホーンとコーラス、隠し味のストリングがロマンチックで感動的です。ちなみに邦題は"風立ちぬ"で、シングルカットもされています。風立ちぬ、そのセンス、イイ!
これまでアルバムと7インチのみのリリースでしたが12インチが改めて出ています。2010年に。
沸き上がるバレアリック・ムーヴメントの熱気に後押しされたのでしょう!
バレアリックシーンに関しては、おっさんDJたちのAOR趣味に付合わされているだけなんじゃねえのかと思うことがあるのですが(たまにですよ、高いレコード見たときなど)、聴いてみるとやはり抗えない甘美な魅力が詰まっており、「悔しいが、いい曲だぜ…」と言いながら酒をあおっています。
こちら、素晴らしいセールスを上げた作品のため、流通量も多かったらしく中古はお手軽な価格で購入できます。レアリティは流通量によることが多く、値段と作品の内容が一致しないのも中古レコードの面白さですね。
買う場所によってはいいお値段がついていたりしますが。名作という評価できっちりとした価格設定をしているのかもしれません。買わないけど。
せっかくなんで"SAILING"も
代表曲ですね。
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