2015年12月1日火曜日

『UNDERGROUND DISCO』

『UNDERGROUND DISCO』[MINISTRY OF SOUND]

 Discogs見るまで気付かなかったんですけど、ミックスしているのがトビー・トバイアス(TOBY TOBIAS)なんですね!

こちらがトビー・トバイアス。[REKIDS]からもリリースのある才人。
(http://www.constructindustries.com/wp-content/uploads/2014/09/toby.jpg)


 なんかおチャラいイメージのある[MINISTRY OF SOUND]からリリースされているニューディスコものコンピミックスです。

 これを仕入れたときには「これで"SPAGHETTI CIRCUS"をストアプレイできるやんけ!」とほくそ笑んだものです。何考えていたんでしょう。

 今になって4年ぶりにこれを引っ張り出しました。まず「お」っと思わせてくれたのはそのタイトルです。ああ、そっか、"アンダーグラウンド・ディスコ"って言い方があったか、と。
 ここ最近、自分が好きなものの呼称に悩んで"オルタナティヴ・ディスコ"と言っているのですが、アンダーグラウンド・ディスコでよかったなー、と少し思いました(笑)。割と的確な表現だと思います。

 はい。という事で僕がオルタナティヴ・ディスコ・クラシックと位置付ける"SPAGHETTI CIRCUS"が収録されています。一般的な流通アイテムでこれがCDに収録されているのはこれとフアン・マクリーン(JUAN MACLEAN)の『DJ KICKS』くらいじゃないかな。
 ほか、トッド・テリエ(TODD TERJE)の"EURODANS"のエレクトロスウィングなカバーやソンブレロ・ギャラクシー(SOMBRERO GALAXY)の名曲"JOUNEY TO THE CENTRE OF THE SUN"もCD2に入ってます。

CD1がゴリゴリと責めるダンサブルな内容、2がそれよりはゆる〜いバレアリックムードな内容です。どちらも良い。

 NU-DISCOという言葉に翻弄されることなくきちんとアンダーグラウンド・ディスコをまとめたミックス作品ということができます。ミニストリー・オブ・サウンドなのに。

あと気になったのはソーシャル・ディスコ・クラブのグレッグ・ウィルソンリミックスです。グレッグ・ウィルソンが絡むと途端に曲にコクが出ます。ブギーというコクが。
今時テープエディットもこなすというトレンディっぷりに震えざるをえない、グレッグ・ウィルソン。
(http://hareandhoundskingsheath.co.uk/wp-content/uploads/2012/11/greg-wilson.gif)

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