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2016年3月1日火曜日

C.O.M.B.I. "I FOUND MORNING"


 2007年にラブンタグ(RUB N TUG)のエリック・ダンカン(ERIC DUNCUN)、とWATARU(R.M.N. PRODUCTIONS)によるリエディット・レーベル[C.O.M.B.I.]の第一弾として投下されたのが本作です。

 デビー・ジェイコブス(DEBBIE JACOBS)の"HIGH ON YOUR LOVE"、シティ・ストリーツ(CITY STREETS)の"LIVIN' IN THE JUNGLE"を調理した本作。まさにピークタイムにふさわしいパーティ・ウェポンでございます。

 ベースラインでグイングインとフロアをプッシュ、ドライヴィンなカッティングギター、そこからのピアノが弾けるド派手なブレイク。中〜後半の煽動的ですらある熱気あふれる女性ボーカル「来るぞ来るぞ→おいでなすった!!!!!!というお約束の展開ですが、そこを逸れずに敢えてパーティ気分ど真ん中を突いた男気(?)エディットです。原曲の雰囲気を損なわずに、アクセントとしてピアノやボーカルのループを差し込む玄人仕事も見逃せません。


 B面もイタロい雰囲気を醸すメンズ香ムンムンのディスコチューン。

 このシリーズ、アルファベットシリーズとでも呼びましょうか、次のリリースはC面とD面、次がE面F面...とW/Xまで合計12枚を数える人気シリーズです。僕はこのシリーズを A/B以外全部持ってて、まーこれを探してました見つかってよかったです。正直高かったんですが胸のつかえが下りました。何の話だ。

"I FOUND MORNING"

元ネタがこちら↓

"LIVIN' IN THE JUNGLE"こっちは元ネタしか見つからんかった

2015年10月25日日曜日

DIRE STRAITS 『COMMUNIQUE』フォーキーバレアリックチューン"FOLLOW ME HOME"収録

「ダイアー・ストレイツは、気を配って演奏すればイギリス人でもいかにファンキーになれるかを示した例だ」
ジェリー・ウェクスラー(『COMMUNIQUE』のプロデューサーのひとり)
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1_(%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0)
おっさんが聞いているイメージ、という1976年結成の英国ロックバンド、ダイアー・ストレイツ(DIRE STRAITS)のセカンドアルバムです。気付けば僕もおっさんになってたからか。
当時、音楽で生計を立てていたのはセッションマンのウィザースのみで、マークは成人教育カレッジの講師、デヴィッドは民生委員、ジョンは大学に通う傍ら銀行に勤めて収入を得て、それをそっくり音楽活動に注ぎ込んでいた。ウィザースの友人が万年金欠状態のメンバーをからかって叩いた軽口を拝借して、「Dire Straits」("dire"は「ひどい、無残な、差し迫った」、"strait"は「断崖、苦境、困窮」の意)の名称に落ち着く。

 確か元ジャーナリストであるマーク・ノップラー(MARK KNOPPLER)を中心としたバンドです。 当時のライナーを読むとトーキングヘッズが文中に登場し、なんとなーくニューウェイヴの範疇で語られようとしているのが不思議です(僕のニューウェイヴ理解も乏しいんですが)。
この辺りにニューウェイヴの勢いと当時の業界人の山師根性が見えて面白いです。

 実際はカントリー・ウエスタンやブルース、あるいはサザンロックといった「どすこいアメリカンサウンド」と、英国のセンスとアイリッシュミュージックへの造詣がブレンドされたのがこのダイアー・ストレイツだと思います。

 さて、全世界で7000000枚売れたらしいのですがどことなく印象が薄いように見える今作。どうしてもファーストの"SULTAN OF SWING"や特大ヒットになった『BROTHERS IN ARMS』が話題の中心になるためですが、本作も良い渋みを宿しており、個人的には『BROTHERS〜』よりも今様なサウンドだと思っています。

 さて本作及びこのバンドを知ったきっかけは"FOLLOW ME HOME"のジェフ・レオパード(GEOFF LEOPARD)によるリエディットです。

これな

 ですがリエディットの動画がなかったんでオリジナルの方を。
"FOLLOW ME HOME"
イントロの波の音からして抜群ですね

 リラックスした大人のムードが素晴らしいです。ゆる〜いグルーヴに腰もとろけますわ。なるほどこれはバレアリック諸兄はほっとけませんな
 ちなみに某サイトのアルバムレビューなどを見るとこの曲に言及したものはありませんでした(なんでや!)。バレアリック業界の独特の"乙な趣味ワールド"を思い知らされる瞬間でもあります。

 アルバムも良いです。さすが数百万枚売れるだけはあります。

2015年10月6日火曜日

LINDA DI FRANCO 『RISE OF THE HEART』

 ボサノバ風味のバレアリックAOR、イタリアの女性シンガー、リンダ・ディ・フランコ(LINDA DI FRANCO)のアルバムでございます。リリースは1986年、[KOROVA]より。


 Discogsを見る限りアルバムリリースは1枚のみのようです。だから[SUNKISSED RECORDINGS]のバレアリッククラシックを収録したシリーズでも今ひとつありがたみがないっつう。

 微妙に調子っぱずれながらそのかったるい雰囲気と結びついた時に絶妙にエロく感じる声。ボサノヴァ、ニューウェイヴ、80Sシティポップなどの音楽的要素とその声がブレンドされた音世界は今なお多くのDJを魅了しています。

 人気なのはAB各面の冒頭を飾る"TV SCENE"、"MY BOSS"です。いわゆるバレアリック・クラシックに数えられる曲です。
"TV SCENE"
DISCOSESSIONがカバーしてます。

"MY BOSS"
DJ HARVEYのミックスアルバムにも収録
 DJ HARVEYの名作ミックスに"MY BOSS"が収録されています。

 クレジットを見るとドン・ウォズが参加してますね。数曲でプロデュースを務めているようです。

 僕のおすすめはこれ。LEVEL 42の人が絡んでいるそうな。このアルバムの中でもいちばんしっくりきていると思います(何が?)。
"BLESS MY SOUL"


 ちなみにアルバムラストはやたらギラついたNWディスコ。
"THE RISE OF THE HEART"
 イメージフォトがやたらウホッてる。

 このクリップ、ウホついているなー、いいなー、と思っていたら他にもありました。同じ人がアップしているのかと思いきや、別アカウントでした! なに、リンダ・ディ・フランコってゲイのお兄さんたちから人気あるんか(歓喜)。

 何気にCDは国内盤のみなんですね(WPCR-2315)。しかも今廃盤。レコードも最近は再発がなさそう。以外と埋もれている作品なんですね。アフィれないぞ。「バレアリック、ウェーイwww」とか言ってる界隈にいると一般的な作品に感じられるんですが、温度差は激しいぞ、と。

 そこまで探すのに苦労する物でもないと思いますので、気になった方はぶらり散歩の気分でレコード屋さんに行きましょう〜。