2014年2月14日金曜日

BOOT & TAX 「ACIDO EP」


独特のセンスが他の追随を許さない、グラスゴウのサイケデリックディスコDJチームOPTIMO。それの片割れJD TWITCHが新しいレーベル[OPTIMO TRAX]をキックオフさせています。
[OPTIMO TRAX]のリリース一覧
ロウハウス勢とも共振しそうですが、レーベルオーナーのセンスも滲み出て90Sユーロテクノを現代に蘇らせています。品番002では90年代のトラックをコンパイルしています。

品番004はイタリアはミラノのCRISTIAN CROCEとCLAUDIO BRIOSCHIのコンビ、BOOT & TAXのクセの強いフロアトラック集です。なんというかこの二人もOPTIMOがすんごい好きそう。ニューウェイヴ趣味とか。

試聴

A1 ACIDじゃなくて"ACIDOアシドォ"のボイスサンプルがナイス。タイトル通りのアシッドトラック。80Sシカゴアシッドのマナーで鳴らされるロウトラック。

A2 どこか60年代のサイケデリックロックの香り漂うキーボード?の音色とそれをなぞるベース、エフェクトが掛けられてひん曲がったラッパかギターの音(←...)。キックドラムが入ってすぐのドラムブレイクがしびれます。白眉です。都会のシャレた不良のBGMと言えばよろしいでしょうか。レコ屋さんの紹介などを読むとB1がハイライトのようですが、個人的にはこれがベストです。
A2"EGON"



B1 ポストパンクを感じさせるベースラインがループしグイグイ押してくるニューウェイヴディスコチューン。"ハッハッハッハー"という女性の叫び声、パーカッションもどこか[ZE]っぽい雰囲気です。「3RD FACEによる'04年傑作"CANTO DELLA LIBERTA"やOOIOOの作品で使われてきたのと同じあの某イタリア産サントラ音源をネタに用いながらhttp://lighthouserecords.jp/?pid=67364878」ということなので有名なネタなのでしょうか。


ということで3RD FACEなるユニットをば。
B2 はそうしたNW感と現代の何周目かのトライバル〜エスノテイストが合わさったトラック。ちょっと西部劇っぽいです。聞こえて来る男の声はイタリア語っぽいからかもしれません。 それから、これからおそらくリリースされる予定だろうこれ。品番006。このレーベル知ったきっかけがこれでした。いやほんとグレイト。LUCA LOZANOのリリースが楽しみです。

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