なんとなく連日北欧ディスコのことを書いていますが、気になさらずに。
今回はビョーン・トシュケ(BJORN TORSKE)。
現在の<北欧ディスコ>を形作ったパイオニアです。彼やリューネ・リンドバーク(RUNE LINDBAEK)、ストレンジフルーツ(DJ STRANGEFRUIT,MUNGOLIAN JET SET)がハーヴィーらの影響を受け、それがリンドストロム(LINDSTROM)やプリンス・トーマス(PRINS THOMAS)、トッド・テリエ(TODD TERJE)、ディスクヨッケ(DISKJOKKE)に受け継がれている。それがノルウェイのディスコシーンの流れのようです。
(New Audiogramのサイトより)
インタビューによると当初はデトロイトテクノに影響を受けテクノ、ドラムンベースを制作していたそうです。その当時のことを全く知らず、お恥ずかしいかぎりです。ストレンジフルーツからディスコを教えてもらったみたいですね。
「スロウでアンビエントなトラックでオーディエンスをダンスさせることもある」というようなことを言って、(ベルリンのスタジオ)ダブプレート・マスタリングのエンジニアを驚かせたというのは本当の話だよ。
ダブプレート・マスタリングなんすね。これは大きい音で聞きたい。
ビョーン・トシュケと言えば、奇妙な上モノが超おっかねぇ"KAN JEG SLIPPE?"です。ヴィラロボスもプレイしたことで注目された一曲でございます。本アルバムには未収。
『KOKNING』は泣く子も黙るサイケ路線からはやや距離を置いたチルアウト~バレアリック~コズミックが交差するフェイクエスノアルバム。アルバム全編を通じて緩やかな空気が流れる秘境に迷い込んだような心地よい錯覚を味わうことが出来る。
冒頭のタイトルトラックの静けさ漂うチルアウト感から心地よくスタート。
"KOKNING"
アコースティックギターの音色が楽園的なスローモー4/4"GULLFJELLET"(A3)。
"GULLFJELLET"
いかにもディスコダブな"BERGENSERE"。B面はダンスサウンド・サイドです。
"BERGENSERE"
メロディを奏でる音色がファニーで、浮遊感とどこかアーバンな香りが漂う"NITTEN NITTI"(B2)
"NITTEN NITTI"
"KOKNING"
アコースティックギターの音色が楽園的なスローモー4/4"GULLFJELLET"(A3)。
"GULLFJELLET"
いかにもディスコダブな"BERGENSERE"。B面はダンスサウンド・サイドです。
"BERGENSERE"
メロディを奏でる音色がファニーで、浮遊感とどこかアーバンな香りが漂う"NITTEN NITTI"(B2)
"NITTEN NITTI"
B面がかわいい。
清涼感を隠し味にした密林系ミッドチューン"SLITTE SKO"(C1)もリラックスしたムードです。ニューエイジからの影響も感じられます。
"SLITTE SKO"
"SLITTE SKO"
ラストはD面丸々使ったサイケデリック・ミニマル・ディスコ"FURU"!脱力系ブラスでふにふに押してイクサイケデリック・グルーヴはヴィラロボスの"FIZHEUER ZIEHEUER"に近い雰囲気です。
"FURU"に関してはくだらない思い出があります。その昔[SMALLTOWN SUPERSOUND]のレーベルコンピをリリース前に聞く機会があり、それに収録されてたのがこの曲でした。聴いて「おっしゃKAN JEG SLIPPE?やんけ!!!!!」と小躍りしたものの、コンピには別の曲が収録されていてがっかりしたというもの。
いやあ、アルバムに収録されていて良かったです。トリッピーだぜ。
"FURU"
"FURU"
YOUTUBEに全曲上がってると、楽ですね。
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