表記をマイナー・チェンジ。人名に関しては、カタカナ化可能なものはなるべくカタカナとアルファベットを両方表記しようかと。海外のブログで人名だけ日本語で書いてある、ってあんまりないですし。
まあ、海外のブログなんざ読みませんが。
曲のタイトルは原則アルファベット表記のみで良いかなと思っております。
ということで早速、ジョルジオ・モロダー(GIORGIO MORODER)。
シンセディスコのイノヴェイターです。ディスコダブ、バレアリック系が好きな人は全員大好きなのではないでしょうか。またカット・コピー(CUT COPY)などのロック、ポップアクトのシンセポップ化の青写真は彼の諸作にあると思います。いや、彼らはニュー・オーダー(NEW ORDER)"BLUE MONDAY"経由でしょうか。
個人的には"モロダー"という語の響きがなんともたまりません。
ジョルジオ・モロダーといえばイタロディスコの~と評されることが多いですね。今さらだけどイタロディスコってなんだろうという向きもあるかと思います。僕はその辺全く通じていないのでほぼ雰囲気で「イタロっぺえな」などと言っています。
特徴としてはBPM120前後のミドル・テンポなディスコ・トラックにアナログ・シンセサイザ−を多用したメランコリックかつ感傷的な旋律が印象的なものが多い。
(THEME FROM ITALO DISCO http://www.jetsetrecords.net/feature/34 )
このJET SET FEATURE ARTICLEの説明がほぼ的を得ていると思っています。個人的にはドナ・サマー(DONNA SUMMER)の"I FEEL LOVE"、それからアレクサンダー・ロボトニック(ALEXANDER ROBOTNICK)の"PROBLEMES D'AMOUR"がイタロディスコっぽいイタロディスコだと思っています。
さて本作はシンセディスコ古典、モロダー先生の『FROM HERE TO ETERNITY』(1977)の一曲をアイ・ロボッツ(I-ROBOTS)がリエディットを施したものです。
GIORGIO MORODER "UTOPIA"
逞しいシンセベース、爽やかもあり、同時に哀愁も漂うアルペジオフレーズ、透明感のあるコーラスに導かれて気分が昂揚する美しいトラックです。ただ惜しむらくは約3分半という短い曲の長さです。それを今回7分近くにまで尺を伸ばしたのが今回のリエディットです。
原曲に忠実なリエディットで曲のイメージのまま難なくDJプレイに落とし込める素敵な内容です。また、曲の時間が伸びたことでじわじわとくる昂揚感を堪能できるとも思います。
「基本的には尺が伸びただけなのになんだかオリジナルよりも良いかもしれない」、良いリエディットの証です。
GIORGIO MORODER VS. I-ROBOTS "UTOPIA ME GIORGIO"
あらためて聞くとホアン・アトキンス(JUAN ATKINS)などにも影響を与えていそうですね。
さて、アイ・ロボッツとは。ジャンルカ・パンドゥロ(GIANLUCA PANDULLO)によるプロジェクトで、僕の英語読解力によると、80年代初頭からブラックミュージックのほかにクラウトロックやエレクトロニックサウンドを織り交ぜたプレイをしていたそうです。というとリアルタイムでモロダー先生すげーとか言ってたかもしれませんな。
さて、アイ・ロボッツとは。ジャンルカ・パンドゥロ(GIANLUCA PANDULLO)によるプロジェクトで、僕の英語読解力によると、80年代初頭からブラックミュージックのほかにクラウトロックやエレクトロニックサウンドを織り交ぜたプレイをしていたそうです。というとリアルタイムでモロダー先生すげーとか言ってたかもしれませんな。
因みに[OPILEC]というレーベル、デリック・メイ(DERRICK MAY)やホアン・アトキンスのリミックスも出しているんですね。なかなか胡散臭いですが、注目です。
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