2015年4月1日水曜日

THE CHAMBERS BROTHERS 『THE TIME HAS COME』

 最近は惣領冬実『チェーザレ』を読んでいます。タイトル通り、チェーザレ・ボルジアの伝記のようです。



 現在3巻まで読みました。巻末の濃厚な付録など密度の高い内容です。主人公がたいそう男前で僕の中の乙女がざわついています

 さて。今回ご紹介するのはチェンバース・ブラザーズ(THE CHAMBERS BROTHERS)の『THE TIME HAS COME』です。1967年に[COLUMBIA]よりリリースされています。僕が買ったのは2011年に[MUSIC ON VINYL]から出たものです。

 DISCOGSでチェック。
 石野卓球が「酒飲みながらディスコーグみて買い物するのが楽しい」と言っていましたがほんとたまんないですね。

 アルバム収録の"TIME HAS COME TODAY"がシングルヒットしたそうで、それでかどうかは知りませんがグラスゴウの怪DJチーム・オプティモ(OPTIMO)の傑作ミックス『OPTIMO PRESENT PSYCHE OUT』に唐突に収録されています。
 このミックスも語りたい素材ではありますが、とりあえずこちらのブログを。



(これの1:08:44くらい。ちなみに前の曲はダイナソー!)

 こちらのバンド、実際に兄弟でやっていらっしゃるそうです。当時、ブラックミュージックではなくてビートルズやフーに触発された黒人バンドはいなかったのかい→いました!というのがチェンブラ(略してみた)だったようです。ハードコアパンクにバッド・ブレインズがいたようにマージー・ビートに彼らがいたということです。
 あ、アメリカのバンドです。

"TIME HAS COME TODAY"
意外にがっつり10分あります。ジョン・フォガティみたいなソウルフルなボーカルでぐいぐいきます。中盤以降のどサイケな展開が素晴らしい。これがNO.1ヒット(どんなバンドだ)

ラモーンズがカバーしています。
気絶するほどかっこいいですね。

"ALL STRUNG OUT OVER YOU"

こないだの[レコード鍋]に持って行ってかっこいいという話になったアルバム冒頭曲です。
キンクスとか、スモール・フェイセズとかをぼんやり思い起こさせます。

 というわけで全く知らなかったファンキーロックのご紹介でございました。



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