クリス・レアと言いますと、バレアリック業界では"JOSEPHINE"、"ON THE BEACH"が有名です。僕は根性不足で7"、LPしか持っていませんがプロ(何の?)はフランス産の12"を探し回っています。
(このあたりはいずれ書きます)
僕が知ったのはトッド・テリエ(TODD TERJE)の"ON THE BEACH"のリエディットで知りました。タイトルがズバリとはまるセクシーでまろやかなサウンドに惚れました。
それから彼のアルバムを中古屋で見ると買うようにしてます。
さて今回の『DELTICS』ですが、
佳作。
すまんクリス・レア。
まとまりが無いA面よりは封印されていたというブルース風味がより出てくるB面が魅力的ですね。
なかなかの成功を収めたファーストアルバムに続く作品だったのですが、必ずしも満足のいく作品ではなかったことが伺えます。第二のエルトン・ジョン路線を求められていたようです。
2枚目のアルバム『デルティクス』もガス・ダッジョンのプロデュースでリリース。しかしエルトン・ジョンやビリー・ジョエルのような音楽で売ろうとするプロデューサーにブルースの要素を取り払われるのを感じたレアは、その路線に馴染まなくなっていた。 つづいてリリースされた『テニス』からもヒットシングルは生まれなかった。4枚目のアルバムに至ってはタイトルさえ与えられず、単に『クリス・レア』になるまでレコード会社との関係は悪化した。(ウィキより)アップテンポでポップな曲があり、"RAINCOAT AND A ROSE"などしっとりした曲もあります。それなりに聴けてしまうクオリティはあります。全体の印象は薄いんですけどね。
その後投げやりなアルバムがヒットすることでヨーロッパでの地位を確立する模様です(1983年ね)。レアの人気が爆発するのは80年代まで待つことになります。
・イントロの妙なエフェクトが一周回ってスペーシーな"CENOTAPH / LETTER FROM AMSTERDAM"。
"CENOTAPH / LETTER FROM AMSTERDAM"。
・それからブルージーなタイトルナンバー"DELTICS"がわりと調子いいっす。このアルバムの中では一番好きです。
"DELTICS"
・シングルもヒットした"DIAMOND"。フィリーソウルのようなゴージャスなストリングスが印象的です。
"DIAMOND"
・以降のライブの定番セットとなる"DANCE! (DON'T THINK)"。
"DANCE! (DON'T THINK)"
イントロのドラムがネタ的にいいですね。
参照サイト(URLのみ)
・http://wmg.jp/artist/chris/WPCR000016197.html
・http://www.discogs.com/Chris-Rea-Deltics/master/114656
・https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%A2
・https://en.wikipedia.org/wiki/Deltics_(album)
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