このジャケからの
この裏ジャケがいいですよね。
(ちなみにこの裏ジャケは編集盤で使用されています)
ネッド・ドヒニー(NED DOHENY)のセカンドアルバムです。AORファンからも愛されまたバレアリックの古典としても知られているアルバムです。ハーヴィがプレイしていることでも知られています(僕もそれで知ったクチ)。
個人的にはなんとなーくかけていることが多いレコードです。リラックスして聞いてます。がっつり聴き込むという雰囲気ではないですね。
とりあえずハーヴィがプレイしている姿を見てみましょう。白Tいいよね。
こういう曲をわざわざDJプレイでかける必要があるかなー、と思っていたんですが、聴いてみるとベースが良いんですね。スロウな曲でもベースがくっきりこってり鳴っているんです。ネッド・ドヒニーのソウルミュージック好きの片鱗がうかがえます。
バレアリックなディスコでプレイ可能か否かというのはこのへんに現れています。ただスロウだったらなんでもプレイしていいわけではない、と。
"GET IT UP FOR LOVE"
空間の奥行きを意識させるようなイントロもいいですね。
この曲は『BALEARIC SOUND VOLUMEN DOS』というそっち方面のコンピ、またラフ・トレード(レコ屋のほう)の2014年ベストコンピにも選ばれた『TOO SLOW TO DISCO』にも収録されています。ほんとお前ら好きだなという名曲であります。
"EACH TIME YOU PRAY"
"ON THE SWINGSHIFT"
ドヒニーさんの実家はかなりリッチだったようで、この作品における透明感やリラックスしたムードは「儲ける必要ないし」という余裕から生まれたのではないかというレビューをどこかで見かけました。面白い考察です。ロックンロールも本来はボンボンの音楽っていいますしね。
こちらのアルバムは名作ということもあってネットでも多くのレビューテキストがあります。かなり詳細なものもあり、僕が書くことがそんなにないっつうね。名盤のレビューはほんと腰が引けます。
そのなかでベースに言及されたものがなかったのでこの記事で書いてみました。
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