ノルディック・ディスコのパイオニアにして最高峰にして大辺境、ビョーン・トシュケの2018年作。
近年では初期作の再発、さらに遡った再発が進み現役なのに再評価が進んでいる御大による8年ぶりのアルバム。
前作『Kokning』は見知らぬ密林系サウンドで(こんな表現で音が想像できますでしょうか)、2016年の"Fuglekongen"ではもはや呪術めいたスローモーディスコを開陳し、彼岸のディスコ街道を独走しておりましたが今作は整ったダンスアルバムになりました。
素直に良いです。
C面"Chord Control"、"Gata"がグレイト。軽妙洒脱なブギーを披露する"Chord Control"、レイドバック90sテクノ(?)なムード漂う"Gata"。どちらもいいですねえ。
"Chord Control"
↑なんかyoutubeだとChord CotrolとGataが逆になってますね。僕が間違ってるのかな。
"Gata"
シリアスなピアノからディスコに突入するドラマチックなA2"Clean Air"もいいです。
"Clean Air"
が、個人的にツボはA1"First Movement"!!!!! まるでハルモニアみたいじゃないですか?どこか神々しいクラウトロック〜ニューエイジなトラック。これを冒頭に持ってくるんだから、そりゃ持ってかれますよ!
それからそれから。キム・ヨーソイデザインのジャケットがとても良いです。息子にも受けてた。カワイイとクールとビザールの絶妙なラインですね。
↓フルアルバムもありました
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